受験生へ | 中央大学硬式庭球部ブログ!!!!

受験生へ

メリー「私メリーさん。今前傾姿勢なの。」

     前 の メ リ ー

 みなさんどうもこんにちは。哲学科の五條です。最近思ったんですけど、「ごはんですよはごはんじゃないですよ」これの笑いのポイントがよくわかりません。ごはんですよは結局ごはんじゃないですか?それともごはんなんですか?そもそもこの場合のごはんって何ですか?ていうかごはんですよというのは主語でごはんですよとごはんの違いを指摘するためにごはんですよはごはんじゃないですよと言っているんですか?でもごはんですよが名詞ならごはんじゃないですよも名詞になる可能性もあります。だとするとごはんですよはごはんじゃないですよというのは実は否定文ではなくごはんですよとごはんじゃないですよを等号で結ぶ文だということになります。しかしそれだとごはんとごはんですよとごはんじゃないですよが名詞になる可能性を持ち文全体が多義的になってしまいます。やはり意味がよくわかりません。どなたかお詳しい方いませんか?ままええわ。


 ところで、今年の11314日、何があったかご存じですか?そう!人生をかけた色塗り大会こと、大学入学共通テストですね!まずこの名前からよくないですよね。来年からは「受験生格付けチェックお正月スペシャル」みたいな名前にすればなんか楽しそうなイベントになるのに。僕は何を隠そう、一般試験を通過しての入学であり、去年は血眼になって勉強していました。

 

 振り返ってみると、勉強自体はそこまで苦ではなかったのですが、結果がついてこなかった時期もあり、苦労した1年だったなと思います。


 これ全部僕が解いた過去問です。少なくとも大体200年分くらいは解いたと思います。私立文系大学受験は、重要性で言うと英語が全体の8割を占めており、世界史は偏差値70を超えることができたのですが、これだけ解いても英語は十分に伸びきりませんでした。

 

 当時の僕は、兄弟や周りの友人と比較して優れた能力を持たず、自己嫌悪に陥ることもしばしばありました。長期的な視点を持って考えると、「自分ってこれだけすごい人間なんだ」とポジティブになることではなく、「できなくても大丈夫」と思えることの方が生きていく上で大切であり、「自己肯定感を上げる」ということの本質だと思いますが、なかなか人間そうはいかないですよね。


 今になって考えてみると、日本社会において、18歳前後くらいの人間の評価軸は、受験的な意味での学力であることやスポーツの結果などが多く、また受験というレールに乗っている以上、これによって他者と比べてしまうことは、ある意味ではしょうがないと思います。


 でも受験を終え、仕事を始めるようになると、上述したような評価軸ではないもので評価をされるようになっていくことが多いんじゃないかなと思います。だから、当時抱えていた悩みは期間限定のものであることをまずは認識できればよかったなと思います。この悩みに限らずですが、この先も今ある悩みとずっと付き合っていかなければならないと考えるとしんどいけれど、ある期間限定のものだと考えると、その期間をやり過ごせばよいと思えるので、案外楽になれるんじゃないかなと思います。

 

 長くて、文章の温度差に風邪をひきそうなブログになりましたが、最後に受験生諸君!これから受験シーズンが本格的に始まり、この12ヶ月が人生の大きな分岐点になります。たかが学力の試験で人生を左右されるのはいささか短絡的だと感じますが、このラスト12ヶ月を走り切れるかどうかは、あなた自身の人生に大きな意味を持たせると思います。誰よりも信頼できるのは過去の自分。がんばれよ。君に幸あれ。

 

 ちなみに鬼滅の刃無限列車編で煉獄さん死にます。